グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  コラム >  体幹についての基礎知識

体幹についての基礎知識


このエントリーをはてなブックマークに追加
体幹とは

体幹とは、解剖学的には頭部と手足を除いた胴体部分のことをいい、脊柱(頸椎・胸椎・腰椎・仙骨・尾骨)、胸郭(肋骨や肩甲骨)、骨盤(寛骨)を指します。

また、体幹には多くの筋肉があり、表層にある主にパワーを発揮するために必要となる筋肉と深層にある主に姿勢保持などの安定性にかかわる筋肉に分けられます。

体幹トレーニングで重要になる筋肉は深層筋である横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤低筋群などになります。

主な体幹の機能として内蔵を所定の位置に収めること、体を支える(姿勢保持)、体を動かす(運動)などがあります。

体幹は身体の胴体の部分であり、体幹が不安定だと重力に対して安定した姿勢をとることが困難になります。

また、動作を行う際に土台となる体幹が安定しない状態で四肢(手足)は自由に動かすことができず筋力を最大限に発揮できません。

そのため体幹を安定させ、正しい軸・安定した土台で動作を行うことが重要になります。

体幹トレーニングというと、本に載っているような四つ這い姿勢での運動やプランクの姿勢を保持するというようなトレーニングを行っている方が多いですが、体幹トレーニングで大切なことは安定性と柔軟性(可動性)です。

安定させるべき部位(関節)を安定させて可動するべき部位(関節)を可動させることが動作を行ううえで非常に大切になります。

また、スポーツ競技につなげるためには、安定した姿勢でどれだけ筋力を発揮できるかが重要になります。そのため競技特性を理解し、実際の競技にあったトレーニングを段階的に行う必要があります。

体幹トレーニングでの安定させるべき場所は、腹腔という横隔膜と骨盤の間で腹部臓器を収めている部分になります。腹腔には骨がないため体壁や筋肉が内蔵や体を支えています。

腹腔は横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群の4つの筋肉に囲まれていて、これら4つの筋肉は腹腔を囲んで内蔵を支え腹圧を高めることで脊椎を支えています。

四つ這い姿勢での運動やプランク姿勢をとる際にはこの腹腔内圧を高めた状態で行う必要があります。

体幹トレーニングを行うことにより土台である体幹が安定することで、姿勢の改善、手足の動きがスムースになり可動範囲が拡がる、基礎代謝があがりエネルギー消費が高まる、お腹まわりを引き締める、腰痛・肩凝りなどの障害予防、スポーツパフォーマンスの向上、ダイナミックな動きや素早い対応、力の発揮がしやすくなるなどの効果が期待できます。

しかし、体幹トレーニングを効果的に行うためには、目的にあった最適なトレーニング、最適な方法を段階的に行う必要があります。また、パフォーマンス向上のためには、競技特性を理解し、競技種目に合ったトレーニング方法が大切になります。

体幹、体幹トレーニングという言葉をテレビや雑誌などで目にすることが多いですが、ACTIVATE GYMに来られる方の中にも、体幹という言葉や体幹トレーニングについて誤った認識や効果的でない方法でトレーニングを行っている方が非常に多くいます。

誤った方法でトレーニングを行うと効果が出ないだけでなく、腰痛などの痛みを引き起こしてしまうことや障害につながってしまう可能性があります。

ACTIVATE GYMでは、体幹トレーニングについての正しい知識と安全で効果的なトレーニングをお客様に適した方法で段階的に丁寧に指導しています。

GYM体験でも体幹トレーニングの導入部分を誰でもわかる方法で指導することが可能です。
体験を希望される方は下のボタンからお申し込みください。



ACTIVATE GYM
金原 悠人