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速く走るためのスピードトレーニング【爆発的なスピードを出す正しいモモ上げ】


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子供の試合を見て「なんか走り方がおかしいんだよな」

お子さんに早く走るためにはどうしたらいいか聞かれても
どうアドバイスしたらいいかわからない・・・

そんな経験ありませんか?

運動会や部活の試合など足が速い選手は目立つしとてもカッコよく誰もが「足が速い」ということに憧れると思います。
特に運動に苦手意識を持っている子供は足が遅いことにコンプレックスを感じやすいですが
実は正しい走り方を知らないだけでしっかりとした指導を受けると見違えるように早くなります。



速く走るためや、体をうまく使う練習としてよく行われる中に「腿上げ(モモ上げ)」という運動があります。私自身も浜松市や静岡市、豊橋市など様々な地域の選手たちを指導する時にモモ上げを行います。

ただ、体が後ろに仰け反ったり、体が前に倒れ猫背になったりと間違った方法で行われており、正しくモモ上げができる選手は約半分ぐらいです。

今回は「爆発的に速く走るための正しいモモ上げの行い方、考え方」を説明します。


質問をします。
なぜ、モモ上げをするのでしょうか?

これがわかれば正しい方法がわかると思います。

答えは、正しく、強く、短時間で地面を蹴るためです。

ポイントは「短時間で地面を蹴る!」です。



地面を蹴ると、床反力といって、蹴った力に対して地面が反発し跳ね返ってきます。この床反力があるから走れるのです。(砂浜で走りにくいのは反力が弱いため)うまくモモ上げができていない選手は、モモ上げという名前のため一生懸命モモを高く上げることに集中して、蹴ることに集中できていません。単純にモモ上げを行う理由があまり説明されておらず、知らないだけなのです。


では、どうすれば正しくできるのでしょうか?
それは考え方次第で簡単に治せます。

モモ上げは片足ずつ地面を蹴ります。

片足では難易度が高いので両脚で地面を蹴ってみましょう。
いわゆるなわとびのようなつま先ジャンプ(ポゴジャンプ)です。


足が速くなるためのトレーニング ポゴジャンプの正しい方法

ポゴジャンプの正しい方法

では実際に行ってみてください。このポゴジャンプで猫背になったり、後ろに仰け反ったりする選手はいません。
ポイントは「ポゴジャンプの蹴り方とモモ上げの蹴り方は変わらない」ということです。

この二つを頭の中で別物と考えてしまってはいけないのです。
ポゴジャンプで両脚で跳ねる感じがつかめれば、それを片足で交互に行います。
これが正しく地面を蹴って速く走るためのモモ上げとなっていきます。


爆発的に速く動く練習としてモモ上げは良い運動です。正しくできるようになりましょう。

足が速くなるために腿上げは重要だが猫背になっていたり仰け反っていると効果が出ない

良くないモモ上げの例

速く走る秘密をもっと詳しく知りたい方に朗報です。

11月30日に浜松市にある浜松学院大学の体育館を会場にし

速く走ることだけに特化した特別トレーニング
「ダッシュ力アップ講座」
を開催します!!!!



この特別トレーニングでは多くのトップアスリートを指導してきたアスレティックトレーナー兼理学療法士と陸上選手によるコラボトレーニングです。
速く走ることに特化したフィジカルトレーニングと走りの技術をそれぞれの専門家の観点から同時に指導を受けられる貴重な機会です。

細かく指導をするために参加人数には限りがあります。先着順ですので申し込みはお早めにどうぞ。


詳細はこちらから